99年度学祭C.o.P:Legend外伝
「入魂!戦慄のビックヘイト」(終)

1999年秋。

C.o.P:Legendは学祭に名乗りを挙げた。
そして、同イベントの看板制作にも参加。

連日連夜、まさに魂と(主にDelta-M(現翠丸)の)単位を削って作り上げられた”それ”は
学祭数日前から香大の外壁に並べられた看板群のなかでも一際異彩を放ち、

恐怖と畏怖をもってC.o.P:Legendの名を内外に知らしめることとなった。





ペンキに血を混ぜて塗ったとか、夜中に目が蠢くとか
色々と逸話が残されたっぽいその看板は

昨年、保管場所から忽然と消え、消息は今もって不明である。

大英博物館の最奥に封印されているとか
WoC社長室に飾られているとか
某地下組織の偶像として崇められているとか

そういった浮いた噂の一つも無く

焼却処分された説が幅を利かせている。




既に”それ”がこの世に存在していた証拠は何一つ残っていない。

そう思われていたが

今回取材班は
ついに”その”写真を1枚だけ手に入れることに



成功した。












これが……

問題の看板である。





よくわからないという人の為に
拡大


雨避けビニールが反射して見難いね。特に下部分。




さらに
拡大












………。

 
思わずHatred/憎悪[EX]を取り出した人も
多いかもしれません。



これ、写真では解りにくいのですが

この看板、実はデカイ


縦2m横80cm程度あります。



ということは、
顔は1m×70cmぐらい。


縦横比が違うものの、
実際のカードの実に2000%のサイズです。







では、この看板に関するちょとした裏話を……。

●コップレゲド
看板の最上部、C.o.P:Legendの文字。このタイトルを書く時、Delta-MはウッカリC.o.P:Legedと書いてしまった。(直後修正) 修正後の最後の”d”がなんとなく小さいあたり、、当時の失敗の精神的影響をよく表わしていると言えよう。
これ以降、Delta-Mが何か書類等にC.o.P:Legendと書こうとする度に、博子やDOA殿から「レゲド? レゲド?」とツッコまれている。

●勇気凛凛
勇ゥ気の鈴が〜 リンリ〜ンリ〜ン
というワケではなく、4枚1セットの某氏サインドヘイトに刻まれた魂の御言葉。
この看板では当時既に書道部部長に就任していたShowDoに依頼して書いてもらった。

●嫌がらせローソン
これらのサークル看板は、学祭期間+αの間、香大教育学部キャンパスの外周の壁に設置されたワケだが、この看板は、どういうわけか道路を隔てて丁度ローソンの向かい側に狙ったように設置された。
ローソンから出てきた客を無差別に恐怖のズンドコに叩き落したのは想像に難くない。

●審査員特別賞受賞
この看板制作は看板コンクールに基づいたもので、小雨のぱらつく学祭最終日にその結果が発表された。
最優秀賞を美術部にもっていかれ、失意のうちに会場を去ろうとした矢先、特別に審査員特別賞なるものを用意したというアナウンスが。 そしてC.o.P:Legendの名が高々と雨空に響いた。
……だが、その時の司会の「これ、ピッコロ大魔王ですか?」という言葉が今も忘れられない。








ん〜、まぁこんなとこでしょうか。



あぁ、現物が失われたのが非常にイタイ。
イタィ、イタイヨ、た〜すけてくれ〜。





では名残を惜しんで
最後に
もう一丁







ヒ、ヒィィィィィィィ