拡張セット第1弾「夜天術式」

2015年制作
ゲームデザイン/翠丸
イラスト/ジュエルセイバーFREE/http://www.jewel-s.jp/
カードサイズ/63×88㎜

内容物
 カード:25枚
 凸コマ:2個


カード内訳
 新規ユニット:15枚
 新規ボス:3枚
 新規ボス/ハードモード:7枚


精霊回路ドライヴ拡張セット第1弾「夜天術式」。

新規ユニットは15体で、レベルアップ時に自動発動する能力と、発動が特定のタイミングに限られるが強力な「反応能力」を持つユニットが追加されます。

新規ボスは3体、さらに通常の難易度では物足りないプレイヤー向けに、高難易度の「ハードモード」のボスが追加されました。
この夜天術式で追加された3体と、基本セットの4体の合計7体の「ハードモード」ボスが含まれます。

以降の拡張セットと比べると、オーソドックスな拡張と言えるでしょう。


※ゲームを遊ぶには精霊回路ドライヴ基本セットが必要になります。

※ゲームマーケット2015大阪での初版時には基本セット初版購入者向けの修正カードとイージーモード用ボスカードが付属していましたが、ゲームマーケット2016神戸の夜天術式第2版からは無くなっています。(基本セットに適用済のため)

各属性ごとにランク1~3が1枚ずつと、特殊な属性となる【無属性】3枚の、合計15枚が追加されます。

新能力とともに、ユニットをいくつか紹介します。
(能力名は分類のための総称で、ゲーム内では特に規定されていません)

レベルアッパー能力

元々ある「常時:~」の能力の一種で、ユニットがレベルアップしたときに発動する能力です。

通常であれば魔力をユニットの能力に使うかレベルアップに使うか迷うことが多いですが、この能力系であればレベルアップでユニットを強化しながら特殊効果も発揮する、一石二鳥な特性を持っています。

左の火属性ユニット「クー・フーリン」の場合、レベルアップ時に敵に5点のダメージを与えます。
レベルアップで攻撃力も上がりつつダメージも与える、火属性らしい能力です。


ただし欠点もあり、レベルが上がりきると能力がないも同然で、レベル上限がすなわち能力の使用回数上限になります。※

ボス戦にレベルアップを温存するか、レベルを上げきって攻撃力最高値で挑むかはプレイヤー次第です。


※以降の拡張セットで「レベルを下げる能力」を持つユニットが登場し、組み合わせ次第でより多く使うことが可能となります。

リアクター能力

「反応/~★:」と書かれた能力。

特定のタイミング・条件でのみ使用できる能力で、使えるタイミングが限定的ながら、少ない魔力で大きな効果が得られます。

右の地属性ユニット「アーサー」の場合、手番の開始時にカードを引くときが能力発動タイミングになります。
発動すれば、実際に手札に入るカードを3枚の中から選択できるため手札の安定度が大幅増です。
さらに微量ながら回復効果も持つという、地味ながらかなり強力な能力です。


このように強力なことが多い反応能力ですが、発動タイミングにクセがあるため、魔力を温存し忘れて発動タイミングを逃すことがあります。
運用には少し気をつけなければなりません。

他のユニットも少し見てみましょう。

地属性「巴御前」


レベルアッパーで、パーティー内のユニットのレベルアップ時に回復効果を発動します。

効果は小さいですが、通常のレベルアッパーと異なりパーティー内全てのユニットのレベルアップで発動するため、上限回数が非常に多く、ゲームを通しての回復量はかなりの量になるでしょう。

火属性「グリム」


自身のレベルに応じたダメージ系能力を持ったユニットです。

レベルを上げれば魔力対ダメージ効率が上がります。それでも基本セットの黒妖犬より最高ダメージは低いですが、黒妖犬より汎用性があるのが便利です。

風属性「葛の葉」


手札を消費してレベルを上げる能力と、レベルを下げてカードを引く能力という二つの能力を持っています。

かなりテクニカルですが、状況に応じてレベルアップしたりカードを引いたりできる柔軟性を秘めています。

風属性「シルキー」


反応能力ユニットで、自身のレベルアップ時に魔力を消費して他のユニットのレベルも上げられます。

普通にユニット2体のレベルを上げるより消費魔力が2少なくて済み、一気に戦力アップが狙えます。

水属性「四郎時貞」


レベルアッパーで、レベルアップ時にボーナスとは別にカードが引けます。

通常のレベルアップボーナスも併せて実質2枚引けることが多く、強化しながら手札を充実させることが可能です。

水属性「セイレーン」


捨て札の上の方に青のカードがあれば引けるかもしれない能力です。

敵の攻撃力に依存するため不安定ですが、エアリエル(基本セット)のように捨て札を操作できるユニットとの相性は良好です。

この拡張セットでは、地火風水の四属性に属さない第五の属性が追加されます。

それが【無属性】です。


【無属性】のユニットは、その名の通り属性(色)を持ちません。

プレイしたカードとユニットの色一致により攻撃を行うこのゲームでは、【無属性ユニット】は通常のカードプレイでは攻撃できません

その代わりカードごとに決められた特定の条件下で攻撃できます。

能力も含めて非常に癖の強い属性で、扱うのは難しく上級者向けになります。

制限能力

「制限:~」と書かれた能力。

攻撃方法やプレイヤーの手札・魔力チップの上限に制限がかかるなど、大概がプレイヤー自身に対して悪影響のある能力で、主に無属性ユニットが持っています。

「攻撃制限:~」と書いてある場合、攻撃するための条件が示されています。

マイナスコストユニット

ゲーム開始時にパーティーを組むとき、コストの合計値上限を増やす、いうなればマイナスのコストを持つユニット。

この拡張セット収録の無属性ユニット3体のうち、2体がこのユニットになります。

ただし前述の制限能力も併せ持ち、プレイヤーの手札や魔力が制限されるので、非常にテクニカルなプレイが要求される上級者向けのユニットです。

それでもパーティーのコスト上限が増えるということは、ユニットの組み合わせがさらに広がるということなので、物凄い可能性とポテンシャルを秘めています。

新たに登場するボスは3体。

能力使用やレベルアップを妨害する道摩法師
攻撃力がドンドン上昇するマガツヒ
捨て札をさらに捨てて回復不能状態を引き起こすクトゥルフなど、
独自の能力と強大なパワーでプレイヤー達の前に立ちはだかります。

精霊回路ドライヴの難易度に物足り無さを感じるプレイヤーに送る、歯応え噛み応えバッチリの高難易度ボスが追加されます。

通常のボスのステータスや能力をよりハードに、ついでにビジュアルもより禍々しく。


基本セットの4体と、さらにこの拡張セットで新登場のボスの3体全てに、通常版と別にハードモード版も同時収録しています。

合計7体の無慈悲な蹂躙に立ち向かってみてください。

この拡張セットを入れることでユニット数は一気に35体。

様々な組み合わせで楽しんでください。

そして、余裕が出来ればハードモードにも挑戦してみてください。