プレイヤーの戦う戦場、そして前に立ちはだかる敵の紹介です。
プレイヤーと敵は、マス目が描かれたマップ上で戦いを繰り広げます。
今作ではマップのサイズが前作の1.5倍の広さとなり、9×9マスになっています。
広くなった分、キャラクターの位置取りがさらに重要になり、敵の攻撃範囲への飛び込みや離脱など、敵移動の予測してのダイナミックな戦術が求められます。
また、マップの種類が4種類あり、草原以外では特殊な地形が存在するため、敵攻略が難しくなります。
[2B]には草原マップ・火山マップ、
[2B]には凍土マップ、神殿マップ
が収録されています。
プレイヤーが戦う敵は4種類。
前作からの「ドラゴン」に加え、
機動力が驚異的な「ジャガーノート」、
ドラゴンの倍近い圧倒的巨体でマップを這う「ベヒモス」、
多彩で特殊で強力な攻撃が多い「魔王」と、
いずれ劣らぬ強敵が立ちはだかります。
[2B]にはドラゴン・ベヒモス、
[2B]にはジャガーノート、魔王
が収録されています。
そして、今回敵はゲームを通して一つの属性を持ち、その属性によって様々な特殊能力を使ってきます。
敵の属性は8種類あり、それぞれレベル1~レベル5まであります。
キャラクターがレベルアップするように、ゲーム中に敵の属性もレベルアップし、ゲーム後半になると敵の攻撃がより激しくなります。
[2B]には火・氷・地・風、
[2B]には魔・虚・電・天
が収録されています。
敵は複数のパーツと1つの敵コアで構成され、パーツとコアはそれぞれにHPを持ち、それらのHPをゼロにすることで破壊可能です。
コアのHPをゼロにすることがプレイヤー側の勝利条件ですが、コアはパーツに覆われており、パーツを破壊しなければコアにダメージが与えられません。
そのためゲーム中はパーツをいくつか破壊することになります。
そして、パーツを破壊することでキャラクターがレベルアップします。
レベルアップによりステータスアップ、装備品やポーションなどのアイテム獲得などの強化に加え、今作ではレベルアップポイントを使った成長の選択ができます。
レベルアップポイントを消費することで、強力なカードをデッキに追加したり、逆に不要なカードをデッキから削除したり、キャラクターシート上の固有能力や基本攻撃のレベルを上げたり、などといった、どういう強化をするかが選択できるようになっています。
パーティーや敵の状態を見て、戦闘をより有利に運べるようレベルアップ時の成長を選びましょう。
パーツを破壊してキャラクターを強化し、コアの破壊を目指してください。
容易な道のりではありませんが、仲間と連携し、協力して無事勝利を収めてください。
敵はただプレイヤー側の攻撃を受けるだけでなく、様々なアクションでキャラクターに襲い掛かってきます。
敵の行動は、主に敵攻撃カード(右図)で決まります。
それも、前のターンで公開された敵攻撃カードの左半分と、このターンに公開される敵攻撃カードの右半分の、2枚で決まります。
※これに属性カードによる数値補正が加わります。
なので、前ターンの敵攻撃カードを見れば、次の敵の移動距離や攻撃範囲が分かるのです。
デジタルなゲームで敵のモーションを見てその行動や攻撃を予測して動くように、公開情報から敵の行動を予測して立ち回ることができます。
被弾を減らし、戦闘を有利に運ぶためにも敵の行動予測は非常に重要になります。
「ここは攻撃範囲ギリ入るから一歩手前に移動して攻撃しとく」
「この方向から殴ると敵の移動で逃げ場ないから回りこんで殴るわ」
「自分が敵を引き付けて移動させればみんな攻撃範囲外になるんじゃない?」
などなど、プレイヤーは敵の行動を見切りながらうまく立ち回ってください。
しかし、どういう攻撃をしてくるかは直前にならないと分からず、敵属性カードや敵特殊カードの効果によっては避けたつもりでも被弾することもままあります。
確定情報と不確定情報が飛び交う戦場を見極め、敵を討ち果たしましょう!
上の図の敵攻撃カードの例ように、敵攻撃カードには次の攻撃範囲が描かれていて、その攻撃範囲も■と□の2種類のマスがあります。
より敵に近い■マスと、少し離れた□マスでは、プレイヤーの回避難度や被ダメージ量が異なることが多いです。
敵本体に近い■マスの方が危険度が高く、回避が難しくダメージも大きいです。
前衛はともかく後衛などは攻撃範囲に入らないのが一番ですが、それが無理でも■範囲に入らないように気を付けましょう。
また、敵ごとに固有の特殊能力カードを数種類持っていて、敵攻撃のパターンによって発動することがあります。
直接的なダメージから連続攻撃、キャラクターの行動を妨げるものまで、様々な特殊能力でプレイヤーとキャラクターを苦しめます。
プレイヤーは見えている情報のみに捕らわれず、慎重に、ときに大胆に、行動してください。